漫画『服福人々』そもそもファッションって楽しむもの

ファッション

こんにちは!

しばっさんです。

 

突然ですが、

皆さん、

ファッションを楽しんでますか?

 

イケおじを目指すには、ファッションは外せない要素の一つです。

わたしも10代の頃からいろいろなファッションに触れてきました。

しかしながら、アラフォーに差し掛かった今、

心からファッションを楽しんでるかと言えば自信をもって言えません。

 

巷には以下のようなファッションハウツー系の情報って溢れてますよね。

・40代はコレは着るな、この色はNG。

・ユニクロのこれを着ておけば間違いない

・服は自分のために着るな、人のために着ろ

・清潔感さえ気を付ければ、高い服は必要ない

間違ってはないし、必要な知識とは思いますが、

これらの情報に雁字搦め(がんじがらめ)になっている気がしてなりません。

 

皆さんはいかがでしょうか?

ファッションの楽しみ、ワクワク感、忘れてる部分はないでしょうか?

 

本記事で紹介する漫画『服福人々(ふくふくひとびと)』は、

30代、40代の男性の皆さんが若いころのように、

『ファッションを楽しむ』という感覚を強烈に目覚めさせてくれる漫画です!

 

漫画『服福人々』

基本情報

作者:坂本拓
出版社:集英社
連載誌:となりのヤングジャンプ
巻数:全4巻

あらすじ

鬱屈とした日常を過ごす32歳のサラリーマン佐久間の唯一の趣味は「服を買うこと」。
そんな彼が元ファッションデザイナーで塗装屋の廻谷(めぐりや)と偶然出会ったことでー!?
一人でも買い物は楽しい。でも二人で行けば、人生が変わるーー。
普通の30代サラリーマンと40代の元デザイナーが二人で買い物に行くという。
ゆるーい感じでほっこりするストーリー展開です。
その空気感の中でハッとさせられるようなファッションに対する気づきが散りばめられてます。

この漫画を手に取った経緯

ネットやYouTubeでおじさん向けファッションに対するコンテンツを見るも、

知識として為になるなとと感じる一方で、

なんか画一的で味気ない感じがしていた。

そんな感情を解消できるファッションってなんだろうと模索していた中、

おじさん二人がひたすら買い物に行くという

一風変わったコンセプトが刺さった。

レビューも好評、全4巻と少ないこともあり、

ハズレでもいいかと軽い気持ちで電子版を購入。

 

おすすめポイント

あまり内容書くとネタバレになってしまうので、

ポイント部分だけ紹介します。

初心者向けではなく、ある程度ファッションわかってる人向け

まずは、このポイントが大きいです。

わたしがこれまでのコンテンツで味気ないと感じてた理由の一つがここだと思います。

この漫画に出てくる二人の男性は、

服を買うのが唯一の趣味の30代男性と元デザイナーの40代男性です。

この二人がテーマをもって、セレクトショップで商品を選んでます。

元デザイナーの廻谷さんのアドバイスは、普通に参考になります。

持ってる服との合わせ方、シルエットの見せ方、ぬけ感、はずしなど。

ありきたりな量産型のファッションからの脱却が図れます。

ファッションに対する核心を突いてくる

二人の買い物中のやりとりや店員さんとのコミュニケーションを通して、

ファッションの本質を突いてくるセリフが散りばめられてます。

「周りは気にするな。大事なのは自分の心が動いたかどうか。」

「経年劣化は消費ではなく、味や風合いとして育むという価値観」

「こだわって洋服を買うのは悪いことじゃないが、それに囚われると苦しさになる」

「ファッションとは、幸せな付き合い方をしていこう」

本書のいいところは、テクニックではなく、思想の部分でファッションを捉えて、

それをハッとさせられるようなセリフで伝えてくれる。

読んでいてほんとに爽快で気持ちが良い。

こんなあなたに読んでほしい

・30代、40代ファッションをある程度分かっている方
・巷のハウツー系のファッション情報に飽きてきた方
・テクニックではなく、思想の部分でもファッションを楽しみたい方
・ファッションに対するワクワク感を目覚めさせたい方

まとめ

もともとはイケおじを目指すためにファッションに関していろいろ情報収集していたのですが、

大事なことを見失っていた気がします。

ファッションとは、テクニックではなくて、

それを通して思想の部分だったり、自分の心、価値観を表現するもの。

あるいは、そういう感性や価値観の結果がファッションに表れている。

この感覚を認識できたのは、すごく収穫でした。

『服福人々』

ファッションに対する価値観を変えてくれる漫画です!

 

 

 

 

 

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